安藤 弘宗
- 【所属】
- 岐阜大学糖鎖生命コア研究所
- 【役職】
- 教授
担当科目
- 生体分子化学特論
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科目開催場所 自然科学技術研究科 開講時期 前学期 科目の概要 生体は糖、タンパク質、核酸、脂質といった有機化合物を構成成分としており、生体が示す機能はそれら構成成分の有機化学反応及び相互作用に基づいている。核酸は生命現象のうちで最も重要な遺伝情報の保持、伝達及びタンパク質の生合成をつかさどる生体高分子であり、あらゆる生物体の生命活動の維持と種の保存に必須な情報の全ては、細胞の中に含まれる核酸の構造に保持されている。また、近年、RNA干渉をはじめとする核酸の新たな機能が見出されている。一方、糖は生体に必須の化合物で、生体におけるエネルギー源やエネルギー貯蔵物質として働くことが古くから知られているが、最近では、細胞表面に存在する認識分子として“糖鎖”に関する研究の発展がめざましく、その“糖鎖”の生理的意義が近年とみに注目を集めている。本講義では、生体高分子のうち、核酸と糖鎖に焦点を絞り、その合成、構造、機能を有機化学的な視点から解説する。 シラバス
- 先端生命科学特論
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科目開催場所 自然科学技術研究科 開講時期 前学期 科目の概要 岐阜大学は、「生命、環境、ものづくり」を研究の柱としており、それを受けて2016年10月に「生命の鎖統合研究センター(G-CHAIN)が」設置された。同センターは2021年度をもって、発展的に廃止されたが、本授業では、同センターの中核メンバーであった教員が、それぞれの研究の最先端の成果について講義する。 シラバス